「スマホやタブレットばかり触っていて大丈夫?」——これは多くの小学生を持つ保護者が抱える悩みの一つです。デジタル機器の使いすぎが心配になる一方で、正しい学習アプリを選べば、お子さんの学力向上に役立つ心強い味方となります。
本記事では、小学生向けの無料で安心して使える学習アプリの選び方と、おすすめのアプリを5つ厳選してご紹介します。さらに、家庭での活用方法や注意点も詳しく解説。アプリ選びで迷っている保護者の方にとって、頼れるガイドとなる内容です。
📌失敗しない!学習アプリ選びの3つのポイント

スマートフォンやタブレットの普及により、学習アプリは日常の学びに欠かせないツールとなりました。しかし、数あるアプリの中から小学生に合った無料学習アプリを見極めるのは容易ではありません。ここでは、保護者が失敗しないために押さえておきたい3つの選び方のポイントを解説します。
① 信頼性の高い開発元かどうかを確認する
まず注目したいのは、そのアプリの開発元や提供元が信頼できるかという点です。教育機関や実績のある企業が関与しているアプリは、内容の正確性やアップデートの頻度、サポート体制が整っている傾向があります。
例えば、文部科学省の学習指導要領に準拠した教材を取り扱うアプリや、大手出版社が制作しているものは安心して使えます。口コミやアプリストアの評価も合わせて確認するとよいでしょう。
具体例:
- 小学館が監修した「きっずタッチ学習」では、小学生向けの漢字や計算問題が出題され、ゲーム感覚で学べます。
- NHK for Schoolのアプリ版は、教育番組をベースにしたコンテンツで構成されており、視覚と聴覚を使った理解が可能です。
② 学年・教科に対応しているかをチェックする
学習アプリには対象年齢や学年が明記されているものが多く、自分の子どもに合った学年・教科に対応したアプリを選ぶことが重要です。特に小学生の場合、1年生と6年生では学習内容が大きく異なるため、レベルに合った内容でなければ効果は半減します。
アプリによっては、教科ごとの進度に応じてカスタマイズできるものや、苦手分野を重点的に強化する機能もあるので、子どもの苦手や得意を見極めた選定がカギになります。
具体例:
- 「算数忍者」シリーズは学年ごとの計算スキルに特化しており、1年生用から6年生用までラインナップが豊富です。
- 英語アプリ「えいごであそぼプラネット」は、音声とアニメーションで英語に親しむ設計がされており、学年を問わず使いやすいのが特徴です。
③ 子どもが「続けたくなる」設計かどうか
どんなに内容が優れていても、子どもが飽きてしまっては意味がありません。そこで重要になるのが、子どもが自発的に継続できる設計になっているかという視点です。
ゲーミフィケーション(ゲーム要素)やポイント制度、キャラクターの成長要素などがあると、子どものやる気を引き出しやすくなります。また、1回あたりの学習時間が短く設定されていると、すきま時間に取り組みやすく、習慣化しやすくなります。
具体例:
- 「Think!Think!(シンクシンク)」は、論理的思考力を鍛えるパズルが毎日10分だけ出題され、自然と継続習慣が身につきます。
- 「ワオっち!」は、学習ミッションをクリアするたびにキャラクターが進化し、子どもにとってモチベーションが続きやすい構成です。
🎯2025年版|小学生におすすめの無料学習アプリ5選【厳選】
ここでは、教育的価値・継続しやすさ・安全性の観点から、無料で使える小学生向け学習アプリを5つ厳選してご紹介します。どれも実績と評判のあるアプリで、家庭学習の強い味方となるものばかりです。
① Think!Think!(シンクシンク)
対象年齢:4歳〜10歳/教科:思考力・図形・論理
ワークショップや教材開発で有名なワンダーラボが提供する思考力特化型アプリ。1日10分・3問限定という設計が特徴で、集中して取り組めるようになっています。
- 図形パズルや論理的な問題が中心で、学校の勉強とは違う角度から脳を刺激
- 無料版でも十分な問題数が用意されており、広告なしで安心
- 「毎日続けたくなる仕組み」が秀逸で、保護者レビューでも高評価
保護者の声:
「ゲームみたいだけど、しっかり頭を使っているのがわかります。時間が短いので目も疲れにくくて助かります。」
② NHK for School アプリ
対象年齢:全学年/教科:全科目対応
NHKが長年提供してきた教育番組をベースにした動画型学習アプリ。小学校で実際に使われている教材番組がスマホやタブレットでも手軽に視聴可能です。
- 国語・算数・理科・社会など各教科に対応した豊富なラインナップ
- 番組はすべてNHK制作で、信頼性・教育的価値が非常に高い
- 学校でも使用されており、授業の補完にも最適
保護者の声:
「子どもが学校で見た番組を家でも見られるのが嬉しいです。勉強というより“楽しく学べる”感じがします。」
③ ワオっち!シリーズ
対象年齢:3歳〜小学生/教科:算数・国語・英語・生活
教育企業ワオ・コーポレーションが開発した幼児〜小学生向けの学習ゲームアプリ群。遊び感覚で学べる設計と、親しみやすいキャラクターが魅力です。
- 科目ごとに異なるアプリが展開されており、目的に応じて使い分け可能
- 子どもが飽きずに取り組める工夫が豊富
- 無料版でも十分楽しめる範囲が広く、学習意欲の入口として最適
保護者の声:
「英語の発音練習をゲームでやっていて驚きました。無料でここまでできるのはありがたいです。」
④ 小学館キッズえほん+
対象年齢:低学年向け/教科:国語・道徳・生活
絵本の読み聞かせを通じて学べる読み聞かせ+学習型アプリ。小学館が提供しているだけあり、品質・安心感ともに高水準です。
- 有名絵本作家の作品を収録しており、音声付きで読み聞かせにも最適
- 道徳的な学びや言葉の表現力を自然に育む内容
- 無料で読める本も随時更新され、飽きずに利用可能
保護者の声:
「本を読んでくれない子が、自分から読みたがるようになりました。声の演出が上手で、物語に引き込まれます。」
⑤ 算数忍者〜九九の巻〜
対象年齢:小1〜小3/教科:算数(九九)
九九の暗記を楽しくできるアプリとして人気の算数特化型アプリ。忍者の世界観が子どもに大ウケで、遊びながら自然に九九を覚えられます。
- ゲーム形式で九九の練習ができ、正答率やタイム記録も表示
- 難易度が段階的に上がるので、苦手な子にも取り組みやすい
- 忍者キャラの成長要素が継続のモチベーションに
保護者の声:
「ただ覚えさせるだけじゃないのがいい。子どもが毎日『今日は〇〇までいったよ!』と報告してくれます。」
🏠家庭でどう活かす?小学生の学習アプリ活用術

良い学習アプリを選んだとしても、それを家庭でどう活用するかが学習効果を左右します。ここでは、小学生が自宅で効果的に学べるアプリの活用法を紹介します。ポイントは、「ルールを決めて、無理なく、楽しく続ける」ことです。
✅ 1. 時間とルールを明確にする
学習アプリは便利ですが、使いすぎは視力や生活習慣に影響を及ぼすこともあります。そこでまず重要なのが、使用時間と頻度をルール化することです。
例えば、「夕食後の30分だけ」「週に4回まで」といった具体的なルールを設定し、家庭内で共有することでメリハリがつきます。
実践例:
- 小学2年生のある家庭では、「平日は1日1回、アプリ学習は20分まで」と決めたところ、毎日の生活にリズムが生まれ、親子のストレスも減ったとのこと。
- 親子で「アプリ使う日」「使わない日」を一緒にカレンダーに記入し、視覚的に管理している家庭もあります。
✅ 2. 親子で一緒に取り組む時間をつくる
特に低学年のお子さんには、親が一緒に使ってあげる時間を定期的に設けるのが効果的です。学習内容の理解度を確認できるだけでなく、「できたね!」という声かけが学習意欲の向上にもつながります。
アプリによっては、保護者用の進捗レポートや成績記録機能がついているものもあるので、定期的にチェックするのもよいでしょう。
実践例:
- 毎週日曜の午後は「親子でアプリデー」として、一緒に問題を解いたり、クイズで競争したりする時間をつくっている家庭があり、子どもが自然と前向きに取り組むようになったそうです。
✅ 3. 他の学びとつなげる工夫をする
学習アプリで得た知識を、日常生活や他の学習と結びつけることで、理解がより深まります。
例えば、図形のアプリで遊んだ後にレゴや折り紙で立体を作ってみたり、英語アプリの単語を使って簡単な日記を書いてみたりといった工夫が、応用力を育てます。
実践例:
- 「Think!Think!」の図形問題に夢中になった小学3年生が、図形のアプリをきっかけに工作に興味を持ち、図形展を家庭で開催したというエピソードも。
✅ 4. 「学習=楽しい」を体験させる
小学生にとって、学びを楽しめるかどうかは非常に重要です。アプリはゲーム要素があり、「できた」「わかった」がすぐに実感できるため、学ぶことの喜びを味わいやすいというメリットがあります。
親が評価するだけでなく、子ども自身が「今日のベスト問題」などを発表できる時間を設けると、自己肯定感の育成にもつながります。
⚠️安全?依存しない?学習アプリ利用の注意点
便利で効果的な学習アプリも、使い方を間違えると弊害が生じることもあります。ここでは、小学生が学習アプリを安全に・健全に使うための注意点について、具体的に解説します。
⚠️1. 過剰な使用による依存に注意
最も懸念されるのが、アプリへの依存です。特にゲーム性の高い学習アプリは、子どもが「もっとやりたい」と感じやすく、長時間使用してしまうリスクがあります。
保護者は時間管理を徹底することが重要です。スマホやタブレットのスクリーンタイム機能や、アプリの利用時間制限を活用して、1日の使用上限を設定しましょう。
実践ポイント:
- iOSやAndroidの「ペアレンタルコントロール」機能を活用する
- 学習が終わったら「親が声かけして一緒に終了する」ルールを設ける
⚠️2. アプリ内広告や課金要素のリスク
無料アプリには広告表示や課金要素が含まれていることが少なくありません。誤ってタップしてしまったり、意図せず課金につながってしまうケースもあるため、注意が必要です。
なるべく広告非表示の子ども向け専用アプリを選ぶか、有料プランに切り替えることも検討しましょう。広告が表示される場合でも、保護者が一度チェックしておくことが望ましいです。
具体対策:
- 「保護者認証」が必要なアプリを選ぶ
- クレジットカードや課金設定は子どもが使えないようにしておく
⚠️3. 画面の見すぎによる視力低下や姿勢の悪化
長時間の画面視聴は、視力の低下や姿勢の崩れにもつながります。特に成長期の小学生にとっては大きな問題です。学習アプリの使用中も、30分ごとに5〜10分の休憩を取るようにしましょう。
また、画面の明るさ調整や目に優しい表示モードの活用、正しい姿勢での利用も大切です。
家庭の工夫例:
- タブレットスタンドや学習机を整え、「うつむかずに使える」環境づくり
- 使用後は目の体操やストレッチを取り入れる習慣を
⚠️4. 「アプリ=万能」と思わないこと
学習アプリはあくまで補助的なツールであり、すべての学習をアプリに頼るのは避けましょう。紙の教材や体験学習、人とのコミュニケーションと組み合わせることで、より豊かな学びが実現します。
保護者がアプリを「使わせる」のではなく、「一緒に活用する姿勢」で接することで、子どもも正しい付き合い方を学べるようになります。
🧭この記事を読んだあなたにおすすめの次のステップ
学習アプリは、小学生の学びをサポートする強力な味方になり得ます。しかしその効果を最大限に引き出すためには、保護者の適切な選定とサポートが不可欠です。
この記事で紹介した「選び方のポイント」や「活用術」「注意点」を参考に、まずはお子さんに合った1〜2本のアプリを試してみましょう。そして、お子さんの反応や学習成果を見ながら、徐々に活用の幅を広げていくことが大切です。
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