「うちの子、どうしてこんなに算数が苦手なんだろう…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか? 他の子がスラスラ解いているのに、我が子だけ苦戦しているように感じると、つい心配になってしまいますよね。でも、それは決して“あなただけ”の悩みではありません。
多くの小学生が、ある特定の科目でつまずきを経験しています。ここでは、特に苦手意識を持ちやすい「算数」「英語」「国語」の3教科に焦点をあて、それぞれの“つまずきポイント”と“ご家庭でできる対策”を詳しくご紹介します。さらに、効果的な教材選びのコツについても触れ、お子さんの学習環境づくりのヒントをお届けします。
めい先生全教科得意な生徒はごくわずかです。「好き」「嫌い」や「得意」「不得意」はどのお子さんにもあります。苦手ポイントを意識し、少しでも克服するには、小学生のうちは保護者のサポートが必要になるかもしれません。
なぜつまずく? 科目別・苦手ポイントとその理由


算数 〜「理解の積み重ね」が必要な教科〜
よくあるつまずきポイント
- 繰り上がり・繰り下がりの計算で混乱
- 文章題の意味が読み取れない
- 図形のイメージがわかない
- 時間・単位の感覚が身につかない
背景にある原因
算数は「積み重ね型」の教科です。前の単元の理解が不十分なまま次に進んでしまうと、どんどんわからなくなってしまいます。また、抽象的な概念が多いため、“なぜそうなるのか”がイメージできずに苦手意識を持つ子も多いです。
特に文章題では、国語の読解力も関係してきます。「何を聞かれているのか」「どの数字を使うのか」がわからず、手が止まってしまうケースがよく見られます。
対策法
- 具体物を使って理解させる:積み木、ブロック、時計などを使い、目で見て理解できるようにする。
- ステップごとの声かけ:「今、何を求めているのか」を一緒に確認しながら考える。
- 復習の機会をこまめに作る:前の学年の内容を“さかのぼり学習”することも大切です。
📘 リアルな声:「“九九”が苦手だった娘に、毎朝クイズ形式で出題したら、ゲーム感覚で覚えてくれて。楽しく習慣化できました」(小学2年生の保護者)
算数が得意になると…
論理的思考が鍛えられ、他教科にも好影響を与えます。算数の楽しさを知ることは、将来の理系的思考や問題解決力にもつながります。



算数が苦手なお子さんに多いのは、分数や小数の計算でつまずいたまま中学生でも克服できないパターンです。苦手な教科を後回しにしていると取り戻すのに大変な努力が必要になります。
英語 〜音と文字のギャップに戸惑う子どもたち〜
よくあるつまずきポイント
- アルファベットの大文字・小文字が混同する
- 単語が多くて覚えられない
- 英語に触れる機会が少なく、“外国語”という印象が強い
背景にある原因
日本語にはない発音や語順に戸惑う子どもは少なくありません。また、家庭で英語に触れる機会が限られていると、「学校でやるだけ」では定着しにくいのが現実です。
「スペルが複雑で覚えにくい」「読むときと書くときでルールが違う」と感じると、英語自体に抵抗感を持ってしまいます。
対策法
- 英単語から始める:学年に応じた英単語の学習をこつこつと続けていきましょう。
- 英語絵本・歌・アニメを活用:「意味はわからなくても、楽しい」が第一歩。
- 発音よりも“使う楽しさ”を優先:完璧に話さなくていい、伝わることが大事と教えてあげましょう。
📘 リアルな声:「“英語のうた”を流していたら、自然と歌詞を口ずさむように。音から覚えるって本当に効果ありますね!」(小学1年生の保護者)
英語が得意になると…
語学への苦手意識が薄れ、中学・高校でもスムーズに英語学習を進められます。将来のグローバル社会でも大きな強みになります。



私の息子の保育園では、毎週「英会話教室」がありました。身近な野菜や果物に触れたり、ダンスをしたりしながら楽しく遊ぶことでわかる英単語が増えていきましたよ!
国語 〜「読む力」と「感じる力」が土台〜
よくあるつまずきポイント
- 漢字の意味と形が一致しない
- 読解問題で「答えが見つからない」
- 音読が機械的で抑揚がない
背景にある原因
国語は読解力が大切な教科です。そのため、「どう答えていいかわからない」と戸惑う子が多くいます。語彙力の差や、日常会話の中で文を組み立てる力が育っていないと、文章を読むこと自体が苦痛になってしまいます。
対策法
- 絵本や児童書を“選んで読ませる”:ジャンルや作家を一緒に選ぶことで、読書習慣が定着しやすくなります。
- 毎日の音読を“役になりきって”演じる:感情移入することで、自然と内容を理解しやすくなります。
- 親子の会話を“広げる”:「どう思った?」「もし○○だったら?」と問いかけるだけで、思考力が養われます。
📘 リアルな声:「音読の前に“この子はどんな気持ちかな?”って聞くようにしたら、読むのがグッと上手になってびっくりしました」(小学3年生の保護者)


国語が得意になると…
すべての教科に必要な「読解力」「表現力」が養われ、作文やプレゼンテーションにも自信が持てるようになります。
教材選びの基準とは?


子どもの特性に合った教材が最大の武器に
- 視覚優位の子には:カラーや図解が豊富な教材がおすすめ
- 聴覚優位の子には:読み上げ機能や音声つきのアプリ教材が効果的
- 手を動かすのが得意な子には:書き込み式や操作型のドリルを選ぶ
📌 チェックポイント:
- 楽しめる内容か?(本人の「やりたい!」を引き出す)
- 継続しやすいか?(1回10〜15分が理想)
- 保護者の負担が少ないか?(自走できる仕組みがあるか)
市販教材・アプリ・通信教育、それぞれのメリット
| 種類 | 特徴 | 向いている家庭 |
|---|---|---|
| 市販教材 | コスパが良く種類も豊富 | 自分で選びたい/市販書店が近い |
| アプリ | 楽しく、短時間でも集中できる | スマホ・タブレットが使える家庭 |
| 通信教育 | カリキュラムが整い添削もあり | 学習習慣を定着させたい家庭 |
まとめ:苦手は“伸びしろ”のサイン
お子さんの「わからない」「むずかしい」という気持ちは、決してネガティブなことではありません。その一言の裏には、「できるようになりたい」「理解したい」という前向きな気持ちが隠れていることも。
親としては、つい「なんでできないの?」と焦ってしまいがちですが、大切なのは“苦手”を責めるのではなく、“つまずいたポイント”を一緒に探し、乗り越える手助けをしてあげることです。
今日できなかったことが、明日できるようになる——その小さな積み重ねが、お子さんにとって大きな自信となっていきます。









