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兄弟姉妹で使えるオンライン学習サービス比較|元教員が教える賢い選び方

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兄弟がいると、どうしても教育費がかさんでしまう。塾に通わせるにしても、一人分だけで精一杯なのに、下の子の分まで考えると頭が痛くなる。そんな保護者の方にとって、オンライン学習サービスは心強い味方になります。兄弟姉妹で共用できるサービスを上手に選べば、学習効果を保ちながらコストを大幅に抑えることができます。

\この記事で分かること/

☑ 兄弟姉妹で共用できるオンライン学習サービスの具体的な特徴
☑ 学年や年齢差があっても使いやすいサービスの選び方
☑ 教材費を抑えながら継続しやすい家庭学習の工夫ポイント

目次

なぜ今、兄弟共用のオンライン学習が注目されるのか

教育費の負担が年々重くなる現実

文部科学省の調査によると、子ども一人当たりの年間教育費は公立でも約32万円、私立では約159万円にのぼります。兄弟が二人、三人となると、その負担は想像以上に重くなります。特に塾や習い事となると、月謝だけで家計を圧迫してしまうケースも少なくありません。

私が教員時代に出会った保護者の中にも、「上の子は塾に通わせているけれど、下の子は経済的に厳しくて」とお話しされる方が多くいらっしゃいました。兄弟間で教育機会に格差が生まれてしまうのは、親としてもつらいものです。

オンライン学習が持つ「共用」の可能性

オンライン学習サービスの多くは、従来の個別指導や集団塾とは異なる料金体系を採用しています。一つのアカウントで複数の子どもが利用できるサービスや、兄弟割引制度を設けているサービスも増えてきました。

また、デジタル教材の特性上、一度購入すれば何度でも繰り返し学習できるため、兄弟で順番に使ったり、同時に活用したりすることも可能です。通塾にかかる交通費や時間的制約もないため、家庭での学習スタイルに合わせて柔軟に活用できます。

元教員が見た家庭学習の変化

教員としての経験から、家庭学習のスタイルは大きく変化しました。特にここ数年で、オンライン学習を上手に活用している家庭が多いと感じています。

兄弟で同じ教材を使っている家庭では、費用を抑えながら学習することができ、「お兄ちゃんができるなら、私もやってみる」といった前向きな相乗効果が生まれることもあるようです。

兄弟共用可能なオンライン学習サービス徹底比較

スタディサプリ:動画授業の老舗ブランド

スタディサプリは、リクルートが運営する動画授業サービスです。小学生から高校生まで、幅広い学年に対応しており、兄弟で長期間活用できるのが大きな魅力です。

兄弟利用の特徴 月額2,178円(税込)で、小学講座から高校講座まですべての授業動画が見放題になります。一つのアカウントで複数の端末からアクセス可能なため、兄弟それぞれのスマートフォンやタブレットで学習できます。

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プロ講師による授業は1回15分程度と短時間設計になっており、集中力が続きにくい小学生でも無理なく取り組めます。中学生や高校生にとっては、定期テスト対策や受験対策として十分な内容が用意されています。

注意すべきポイント 学習履歴は一つのアカウントで管理されるため、兄弟それぞれの進捗を把握するには、保護者による管理が必要です。また、動画を見るだけでは学習効果は限定的なので、問題集や学校のワークと併用することが重要です。

スマイルゼミ:タブレット特化の総合学習

ジャストシステムが運営するスマイルゼミは、専用タブレットを使った学習サービスです。小学生コースと中学生コースがあり、教科書準拠の内容で学校の授業に直結した学習ができます。

兄弟利用のメリット 兄弟で利用する場合、2台目以降のタブレット代金が割引されたり、受講費に兄弟割引が適用されたりするキャンペーンが定期的に実施されています。タブレット1台につき1つのアカウントが付与されるため、兄弟それぞれの学習データをしっかりと管理できます。

書いて学ぶことに重点を置いており、漢字の書き順や数学の途中式まで、細かくチェックしてくれる機能があります。ゲーム要素も適度に取り入れられており、楽しみながら継続できる工夫がされています。

注意すべきポイント 専用タブレットの購入が必要なため、初期費用が他のサービスより高くなります。また、タブレットの故障や紛失時のサポート体制も事前に確認しておく必要があります。

すらら:無学年式学習の新しいカタチ

すららは、無学年式のオンライン学習教材です。学年の枠にとらわれず、一人ひとりの理解度に応じて学習を進められるのが最大の特徴です。

兄弟利用の革新性 一つのアカウントで最大3名まで利用でき、それぞれ個別の学習履歴が管理されます。学年が異なる兄弟でも、理解度に応じて適切なレベルの問題に取り組めるため、効率的な学習が可能です。

AIが一人ひとりの理解度を分析し、苦手分野を自動的に判定して重点的に出題する機能があります。また、学習コーチによるサポートも受けられるため、家庭学習の悩みを相談することもできます。

注意すべきポイント 比較的新しいサービスのため、利用者の口コミや実績がまだ限定的です。また、無学年式のため、学校の授業進度と合わない場合があることも考慮する必要があります。

年齢差がある兄弟での効果的な活用法

小学生と中学生の組み合わせ

年齢差が大きい兄弟の場合、同じサービスを使っていても、活用方法を変える必要があります。小学生には基礎学力の定着を、中学生には応用力の向上を目的とした使い方がおすすめです。

小学生向けの工夫 ゲーム要素のあるコンテンツから始めて、学習への抵抗感を減らすことも大切です。短時間で達成感を得られるような目標設定をし、継続する習慣を身につけていきます。中学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんが学習している姿を見ることで、自然と学習への意欲が高まることも期待できます。

中学生向けの活用法 定期テスト対策や高校受験を意識した学習に重点を置きます。小学生の弟や妹に教えることで、自分の理解度を確認したり、説明する力を養ったりすることもできます。兄弟で互いに刺激し合える環境を作ることが重要です。

学習時間の調整とルール作り

兄弟で同じデバイスを共用する場合、学習時間の調整が必要になります。時間割を作って、それぞれが集中できる時間帯を確保することが大切です。

効果的な時間管理 朝学習は集中力が高いため、難しい内容に取り組む時間として活用します。夕方は復習や軽い内容の学習に充て、夜は翌日の予習程度に留めるなど、時間帯に応じた学習内容の配分も考慮します。

兄弟間でのデバイス利用時間を公平に分けるため、タイマーを使ったり、週単位でローテーションしたりする方法も有効です。余裕があれば人数分購入することをおすすめします。

保護者のサポート体制

兄弟での学習では、保護者の関わり方も重要なポイントになります。それぞれの学習進度や理解度を把握し、適切なサポートを提供する必要があります。

学習進度の管理 定期的に学習履歴をチェックし、つまずいている分野がないか確認します。兄弟間で学習進度に差が出すぎないよう、必要に応じて追加の学習時間を設けたり、難易度を調整したりします。

モチベーションの維持 兄弟それぞれの頑張りを認め、比較するのではなく、個人の成長を褒めることが大切です。学習成果を家族で共有し、お互いの努力を讃え合える雰囲気作りも心がけます。

コスト面での現実的な比較と選択基準

初期費用と月額費用の詳細比較

オンライン学習サービスを兄弟で利用する際の費用対効果を正確に把握するため、主要サービスの料金体系を詳しく見ていきます。

スタディサプリの場合 月額2,178円で全学年の内容が利用でき、兄弟何人で使っても追加料金はかかりません。年間契約にすると月額1,815円になるため、長期利用を考えている家庭にはお得です。

スマイルゼミの場合 小学生コースは月額3,278円から、中学生コースは月額7,480円からで、兄弟割引キャンペーン時は2人目から月額500円割引されます。専用タブレット代(10,978円)が別途必要ですが、兄弟2人目は5,000円割引になることが多いです。

※料金は変更になる場合があります。公式サイトでご確認をお願いします

塾との費用比較

一般的な学習塾の月謝と比較すると、オンライン学習サービスの費用対効果の高さが明確になります。

集団塾の相場 小学生で月額8,000円~15,000円、中学生で月額15,000円~25,000円程度が相場です。兄弟二人が通うとなると、月額3万円~5万円の負担になります。

個別指導塾の相場 小学生で月額15,000円~25,000円、中学生で月額20,000円~40,000円程度で、兄弟二人では月額4万円~8万円程度の負担となります。

これらと比較すると、オンライン学習サービスは圧倒的にコストパフォーマンスが優れていることがわかります。

長期利用での総コスト計算

3年間継続利用した場合の総コストを比較してみます。

スタディサプリ(年間契約) 月額1,815円×36ヶ月=65,340円

スマイルゼミ(兄弟2人利用) 初年度:(月額6,578円×12ヶ月)+タブレット代21,956円=101,892円 2年目以降:月額6,578円×24ヶ月=157,872円 3年間総額:259,764円

集団塾(兄弟2人) 月額3万円×36ヶ月=108万円

このように、長期的に見ると、オンライン学習サービスの経済的メリットは非常に大きくなります。

中学受験を控えた家庭での工夫

6年生と4年生の兄弟を持つご家庭のお話です。

お兄ちゃんは中学受験を控えており、進学塾に通っていました。しかし、妹の分まで塾代を払う余裕がないということで、オンライン学習サービスを併用することにされました。

最初は「塾に通えない妹がかわいそう」と思われていたそうですが、実際に使ってみると、妹の方が自分のペースで学習を進められるため、むしろ効率的だったとお話しされていました。お兄ちゃんも塾の復習にオンライン学習を活用するようになり、一石二鳥の効果があったそうです。

そのご家庭では、「教育費を抑えながらも、それぞれに合った学習方法を見つけられた」とお話されていました。必ずしも同じ方法でなくても、それぞれの子どもに適した学習環境を整えることが大切だと実感した事例でした。

兄弟それぞれの学習効果を最大化する方法

個性に応じた学習スタイルの確立

兄弟といえども、学習に対するアプローチや得意分野は異なります。オンライン学習サービスの柔軟性を活かして、それぞれに最適な学習スタイルを見つけることが重要です。

視覚優位型の子ども 図表やグラフ、動画コンテンツを多く含む教材が効果的です。スタディサプリの授業動画やスマイルゼミのビジュアル重視の教材は、このタイプの子どもに適しています。カラフルな教材や動きのあるコンテンツを選んで学習意欲を高めます。

聴覚優位型の子ども 音声による説明や音楽を使った学習が得意です。動画授業を音声中心で聞いたり、英語の発音練習機能を積極的に活用したりします。兄弟で問題を出し合うなど、音声を使った学習方法も有効です。

体感覚優位型の子ども 実際に手を動かしながら学ぶことで理解が深まります。タブレットに直接書き込める機能や、操作しながら学べるインタラクティブなコンテンツを選びます。計算問題を声に出しながら解くなど、複数の感覚を使った学習が効果的です。

学習記録の活用と振り返り

オンライン学習サービスの多くは、詳細な学習履歴を記録してくれます。これらのデータを活用して、効果的な学習計画を立てることができます。

学習データの分析 どの教科でつまずきやすいか、どの時間帯に集中力が高いかなど、データから見えてくる傾向を把握します。兄弟それぞれの学習パターンを理解し、最適な学習環境を整えます。

定期的な振り返り 週末や月末に、兄弟で学習の振り返りを行います。今週できたこと、来週頑張りたいことを話し合うことで、自己管理能力も育まれます。保護者も一緒に参加することで、家族全体で学習をサポートする雰囲気が生まれます。

モチベーション維持の工夫

長期間の学習継続には、モチベーションの維持が不可欠です。兄弟それぞれが楽しみながら学べる工夫を凝らします。

目標設定とご褒美システム 短期・中期・長期の目標を設定し、達成時には家族でお祝いします。物質的なご褒美だけでなく、一緒に映画を見る、好きな場所に出かけるなど、体験型のご褒美も効果的です。

学習成果の可視化 グラフや表を使って学習の進捗を視覚的に表示します。兄弟で同じフォーマットを使うことで、お互いの頑張りを認め合えます。冷蔵庫に貼ったり、家族が見えるところに掲示したりして、成果を家族で共有します。

保護者が知っておくべき注意点とサポート方法

デジタル学習の落とし穴

オンライン学習には多くのメリットがありますが、注意すべき点もあります。特に兄弟で利用する場合は、以下の点に気をつける必要があります。

スクリーンタイムの管理 長時間の画面使用は目の疲れや姿勢の悪化につながります。30分学習したら5分休憩するなど、適度な休憩を取り入れるルールを作ります。兄弟で交代する際は、必ず休憩時間を設けることも大切です。

受け身学習の危険性 動画を見ているだけでは、本当の理解には繋がりません。学習内容について兄弟で話し合わせたり、保護者が質問したりして、能動的な学習になるよう促します。

孤立学習の回避 オンライン学習は一人で進めがちですが、兄弟で一緒に学ぶことで孤立感を防げます。わからないことがあったら、まず兄弟で相談してから保護者に聞くというルールを作ると良いでしょう。

家庭でのサポート体制作り

オンライン学習を効果的に活用するには、家庭でのサポート体制が重要です。

学習環境の整備 集中して学習できる環境を整えます。テレビの音が聞こえない場所や、学習に必要な文具がすぐに取り出せる環境を作ります。兄弟で同じ時間に学習する場合は、お互いが集中できるよう、適度な距離を保てるスペースを確保します。

定期的なコミュニケーション 学習の進捗や悩みについて、定期的に子どもたちと話し合います。兄弟それぞれから話を聞き、比較するのではなく、それぞれの頑張りを認めることが大切です。

技術的なサポート インターネット接続の問題やアプリの不具合など、技術的なトラブルに対応できるよう、基本的な操作方法を覚えておきます。兄弟が学習で困らないよう、事前に動作確認をしておくことも重要です。

母親の涙が教えてくれたこと

ある保護者面談で、お母さんが涙を流されたことがありました。中学1年生の双子の男の子のお母さんでした。「二人とも同じように育てているのに、なぜこんなに成績に差が出るのでしょうか」と、本当に悩んでおられました。

お話を聞いてみると、兄弟で同じオンライン学習サービスを使っているものの、一人は毎日コツコツ取り組んでいるのに対し、もう一人はやったりやらなかったりで、学習習慣が身についていないということでした。

「同じように接しているつもりなのに、どうして…」と繰り返すお母さんに、私は「兄弟でも個性は違います。同じ方法が通用しないのは当然のことです」とお伝えしました。大切なのは、それぞれの子どもに合った方法を見つけることだと。

その後、そのご家庭では学習方法を変えて、やる気のない方の子には短時間集中型の学習スタイルに変更されました。結果的に、両方の子どもが自分に合った学習リズムを見つけることができたそうです。兄弟だからといって、同じでなくても良いのだということを、改めて学ばせていただいた面談でした。

FAQ(よくある質問)

Q1. オンライン学習は小学生でも本当に続けられますか?
A. 教材にゲーム性やごほうび要素があると、小学生でも楽しく継続しやすい傾向があります。

Q2. 兄弟で1台の端末を使っても問題ありませんか?
A. 利用規約を確認の上、ログイン管理ができれば共有は可能です。時間を区切って使うのがおすすめです。

Q3. 学年が違っても同じ教材で学べますか?
A. 学年ごとにコンテンツが切り替えられるサービスを選ぶと、年齢差があっても対応できます。


まとめ|コストも学習効果も両立する選び方

兄弟姉妹で使えるオンライン学習サービスは、教育費を抑えながら、子どもたち一人ひとりに合わせた学びを実現する手段として有効です。

スタディサプリは幅広い学年に対応し、進捗管理機能も優秀。スマイルゼミやチャレンジタッチは、低学年の子にもわかりやすい設計で、視覚的な学習が中心です。

家庭に合った使い方を考えながら、サービスの強みを活かせば、兄弟それぞれが自分に合った学びを手に入れることができます。必要なのは、「同じ教材をどう使い分けるか」という視点。親子で話し合いながら、最適な学習環境を整えていけたらと思います。

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この記事を書いた人

めい先生|教育(小学校)記事担当
study365ライター:子どもの学び担当
小中学校の勤務歴をもつ元教員。ベテランですが年齢非公表。担任、教科指導、特別活動、総合的な学習の時間、生徒会、進路指導の校務経験が多いです。1児の母です。

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